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他人の妻、親友の夫
第10章 自分の妻、自分の夫
謝るのはやめよう。
志步は心に誓っていた。
海晴の行為は秋彦を深く傷つけたかもしれないが、同じように海晴だって傷ついていたんだ。
視る趣味も視られる趣味もなければ、志步のように先輩を助けるという義理も存在していない。
一番の犠牲者は海晴なのかもしれない。
いや、誰が悪いとか悪くないなどという議論は不毛だ。
今すべきことは、そんなことじゃない。
「秋彦さん……」
「はい」
志步はカーテンを閉め、ゆっくりと親友の夫に迫る。
そして手を伸ばし、彼の胯間に手を添えた。
「やっぱり……勃起してますね……」
それは充分に芯を太らせていた。
「なんで嘘をついたんですか?」
これだけ固く募らせていれば、理依を愛せるはずだ。
志步は心に誓っていた。
海晴の行為は秋彦を深く傷つけたかもしれないが、同じように海晴だって傷ついていたんだ。
視る趣味も視られる趣味もなければ、志步のように先輩を助けるという義理も存在していない。
一番の犠牲者は海晴なのかもしれない。
いや、誰が悪いとか悪くないなどという議論は不毛だ。
今すべきことは、そんなことじゃない。
「秋彦さん……」
「はい」
志步はカーテンを閉め、ゆっくりと親友の夫に迫る。
そして手を伸ばし、彼の胯間に手を添えた。
「やっぱり……勃起してますね……」
それは充分に芯を太らせていた。
「なんで嘘をついたんですか?」
これだけ固く募らせていれば、理依を愛せるはずだ。