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他人の妻、親友の夫
第10章 自分の妻、自分の夫
海晴は目を逸らさぬまま、顔色を変えていく。
夫は今、何を思っているのか……
移り行く表情に、出逢ってから今日までの日々が重なっていった。

「……好きにしろ」

最後の表情は見せず、背を向けて海晴は出て行く。

このまま家に帰るのか、それとももうあのアパートに海晴が帰ってくることはないのか……

いずれにせよ、もう歯車は止まらない。

一方理依は涙を浮かべ、鞄を手に取って立ち上がる。

「じゃあ……」
「ああ……」

秋彦と理依は向き合って軽くキスをした。

この光景から目を逸らしてはいけない。
そんな責任感に駈られ、志步は二人を凝視していた。

やがて理依も出て行き、秋彦と志步だけが残された。

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