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他人の妻、親友の夫
第12章 エピローグ
志步から「海晴と別居しました」という連絡が来たのは半年前だ。
直接会ってはいないが、メッセージのやり取りは多少続いている。その後よりが戻ったという連絡はまだ受けていなかった。
「私たちのせいで本当にごめんなさい」と伝えたが、志步は「それはきっかけ程度なので気にしないで下さい」と言われた。
何があったのか、詳しくは訊いていない。
しかしなんと言われようが自分が志步たち百瀬夫妻の関係を壊したことは間違いなかった。
それなのに自分達だけが円満に暮らしていることは本当に申し訳がない。
直接会ってはいないが、メッセージのやり取りは多少続いている。その後よりが戻ったという連絡はまだ受けていなかった。
「私たちのせいで本当にごめんなさい」と伝えたが、志步は「それはきっかけ程度なので気にしないで下さい」と言われた。
何があったのか、詳しくは訊いていない。
しかしなんと言われようが自分が志步たち百瀬夫妻の関係を壊したことは間違いなかった。
それなのに自分達だけが円満に暮らしていることは本当に申し訳がない。