この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第4章 未達の悦び
初夏の豪雨は足が早い。
一時間足らずの時間に激しく降り注ぎ、跡形もなく去っていった。
出来ることならもう少し留まり、妻を怯えさせて欲しかった。
秋彦はそんな意地悪なことを思っていた。

結婚してから理依は志歩とも一緒に働いていた大きな総合病院を辞め、近所のクリニックで働いている。
入院患者もいない小さなところのため、夜勤もなく帰りは早い。
夕食はしっかり作りたい。そんな彼女の願いは叶えられている。

夕食を終え、風呂から上がった秋彦は妻にその事を告げ、リビングのソファーに腰掛けた。

時計を確認し、五分経ったところで彼は立ち上がる。
リビングを出て浴室の脱衣所のドアを静かに開けた。
いつも通りそこの電気は消されており、明るい浴室からはシャワーの水音が聞こえている。

音を立てないようにその扉を僅かに開く。
/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ