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他人の妻、親友の夫
第5章 視線の愛撫
「ッッ……」
その時、窓の外でなにかが動く気配を感じた。
古い造りをそのままにした浴室は、窓に木の柵がつけられただけの、田舎ならではの明け透けな不用心さだ。
向こうに気付かれないように、視線を流す振りで窓を確認する。
『アキ兄ちゃんっ……!?』
隠れてるつもりだろうが頭頂部が見えてしまっている。
日焼けしたスポーツ刈りの頭に傷跡のハゲが確認できた。
『お兄ちゃんも私のおっぱい、視たいんだ……』
クラスの男子に視られている時に感じるよりも激しく身体が熱くなった。
恥ずかしいけど嬉しい。
それが素直な気持ちだった。
夕飯のあと冗談で「一緒にお風呂入ろう」と誘ったときは赤い顔で怒ったように断られていた。それに少し傷付いていたこともあり、余計に嬉しく感じてしまう。
その時、窓の外でなにかが動く気配を感じた。
古い造りをそのままにした浴室は、窓に木の柵がつけられただけの、田舎ならではの明け透けな不用心さだ。
向こうに気付かれないように、視線を流す振りで窓を確認する。
『アキ兄ちゃんっ……!?』
隠れてるつもりだろうが頭頂部が見えてしまっている。
日焼けしたスポーツ刈りの頭に傷跡のハゲが確認できた。
『お兄ちゃんも私のおっぱい、視たいんだ……』
クラスの男子に視られている時に感じるよりも激しく身体が熱くなった。
恥ずかしいけど嬉しい。
それが素直な気持ちだった。
夕飯のあと冗談で「一緒にお風呂入ろう」と誘ったときは赤い顔で怒ったように断られていた。それに少し傷付いていたこともあり、余計に嬉しく感じてしまう。