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他人の妻、親友の夫
第5章 視線の愛撫
しゃーっという勢いはすぐに衰え、ちょろちょろちょろとだらしない漏れとなって流れていく。
川で放尿を視られた時よりも、もっと激しく確実に快楽を感じた。

膀胱を空にしてから、ようやく理依は恥ずかしさを思い出す。

『とんでもないことをしちゃった……』

慌てて手桶で湯を掬い、全身を洗い流す。
チラッと窓に視線を向けると既に晃久の姿はなかった。

視られ続けた肌は何故か痺れているような感覚を残していた。


視られることの悦びはこうして十歳の理依の中に刻まれた。
その夏、何度も理依は入浴を覗かれたが、直接触れられるなどの出来事は起こらなかった。
幸いといえば幸いなことだったが、それがますます彼女の性癖を歪めてしまう結果となってしまった。
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