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よくある恋愛モノ 〜おあずけ〜
第2章 次は、きっと−−−
「ふん……あの日お前はマフラーもしてなかったし、あんな場所に座って濡れて、明らかに自業自得だな」
……怒。
“そりゃ凪のせいじゃないけどもっ”
「これも……別に期待はしてなかった」
と、小箱を眺めながら言う
……更に怒。
「……悪かったですね。じゃあ来年からは……」
「でもまぁ……いいんじゃないか?」
凪は美和を無視して話を続ける
「ガキの頃はそこら辺のコンビニので、今回はどっかのデパートのだろ? 随分成長したじゃねぇか」
そして、美和の方に向き直る
「来年はどんなやつか、楽しみだな」
来年は−−−
次は−−−
きっと−−−