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俺を好きになりなさい
第3章 部長あらわる日常的に
おい、あんここれのどこがセミナーだよ?」

これも経験だよ、先輩

「きゃー、上條部長 こっちにお座りになって・・・・」

手をひかれ、体を押されながら、女性にあちこちさわられながら、ビールを注がれていた。

「上條部長、彼女いないんですか?私か立候補しま~す」

「ずるい、私が・・・・・」


あのときと同じだ。


「杏子、いいの?部長さん」

「痛い目にあいたくないから、私は・・・」

こっちはこっちで楽しも
加奈、大橋さんと話をしているし

帰ろうかな?
視線を感じて見つめたら
部長が目で合図した

『こいつらをどうにかしろ』とでもいいたいのか。しきりに・・・

でも関係ないから電話がかかったふりして店を出ていった


私 なにしてるんだろ ため息がでた



不意に後ろから肩を捕まれ

「先に帰るな」

「私あのときと同じ思いをしたくありません、部長は戻ってください」


「言っている意味がわからないな?俺と面識あるのか?」


「あるから、言ってるんです、思い出したら、誘ってください」

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