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色んなコトしましょ
第1章 何を教えてくれるの?
私の頬を包む彼の指は、優しくとても柔らかい。

くちゅくちゅといやらしい音を立てながら、口の中の様々なところに彼の舌が忍び込む。

『ダメ!』とか『気持ちいい』もあるけど、『負けたくない!』と変に意気込む私。

小学生に負けてられない。


私は彼の後頭部に手をやり動けなくさせると、にゅるりと自分の舌を入れ込む。


お返しにさっきの彼以上に舌を這わせる。

でも今度は彼がお返しに舌を……。



いつの間にか二人とも我を忘れていた。



「はいお詫びは終わり!」

それは彼に言っているのではなく、自分に言い聞かせているのだった。



ここで終わらないと……。



しかし、自分の意思とは逆に目線は彼のズボンの方へと向けられる。

さっき以上に膨らんでいるそこは、もう苦しそうだった。


目線を戻すと彼と目が合う。


何ともいえないその目を見ると、私の体は勝手に動き出していた。
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