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色んなコトしましょ
第2章 『わがままな犬』
全くどこまでも、わがままな犬だ。



でも俺はこの犬の飼い主なんだ。

俺が躾けなくて誰がする。



今日の夜は星が出ていない。
大きな月だけが明かりの頼りで、妙な静けさは気分をピンと張らせる。



一週間も待たせてゴメンな、頼りないご主人様で。





公園から聞こえる雌犬の遠吠えに耳を傾ける。




ワクワクする。

『わがままな犬』はどんな終わり方を迎えるのか。



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