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はつこい
第1章 読み切り短編

入り口近くの狭いところを、彼の先端でこすられるのが好きだった。
もっと奥まで差し込んで欲しいと思う気持ちと、その狭いところでキュッと締め付ける感じのもどかしさが好きだった。
彼のをくちびるで吸うのも好きだった。
つるりとしたピンク色の先っぽの割れ目からあふれてくる、すこししょっぱい蜜を、くちびるでやさしく吸い取ったり、舌先でその割れ目をなぞったりするのも好きだった。
ふたりとも、えっちな獣のようになって、ベッドの中でじゃれあってた。
本やビデオで見た色々な体位を試したりした。
その結果わかったことは、ヘンテコな体位ですると、奥まで入らなかったり、腰を使いづらかったりして不自由が多い、ってことだった。結局、写真映えする体位は、実際の気持ちよさとは別なんだ、ってことが判った。
あとは、おもちゃ。
ピンク色の小さく震えるの(あたしたちは、ピンクちゃんと呼んでいた)や、オーソドックスな男性のカタチをしたのを使ったりもした。
逝く寸前でにゅぷって抜き出されては、意地悪く、やらしいおねだりを何度もさせられたっけ。
そういう時ってどうして、超えっちな言葉が普通に言えちゃうんだろ?
腰を振りながら、もう一度、中に差し込んでほしくて仕方がなくなっちゃう。
例えばお料理の好きなカップルが、デートのたびに新しいレストランや新しいメニューを開拓するように。
例えばドライブの好きなカップルが、もっときれいな海、もっと素敵な山をめぐるように。
あたしたちは、セックスのたびに新しい快感、感じたことのない刺激を求めて、いろんなことを試した。
ローションを使って彼のをあたしの脇の下で挟んでしごいたり。
映画館の最後部座席で互いのあそこを丸出しにして、甘い刺激を二時間たっぷり続けたり…。

