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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第8章 氷上の女薙刀士の敗北、許されざるディープキス
思ったより感動はなかった。だが、どうでもよかった。自分の肉に突き刺さっている目の前の美しい女体。その事実に変わりはないのだ。
それがリアルだ。そして、そのほうがジワジワ来る。そうだ。やはり感動なのだ。遅れて込み上げてきたものの正体にキュージは気がついた。
一方で咲良もまた、感動ではないが、自分でも驚く潔さの境地を心に感じていた。
(あ、ああ……私の初めてを奪われてしまった……)
それなのに、不思議とそれを受け入れてしまっている自分が居た。
それはもしかしたら、毅然しながらも女は男を立てるものという古風に育てられた生い立ちのせいかもしれない。奪われた……捧げた、それはどちらでも同じことではないのか。自分は、この卑怯な男のものにされてしまったのだ。
(もう……私は、後戻りできない)
それは静かな、しかし厳然たる屈服だった。そんな心の機微を感じ取ったのか、キョージが念を押す。
「俺が……お前を女にしたんだぞ……」
「は、はい……」
「言えよ、同じことをお前が」
「は、はい……私は……」
「名前で、ちゃんと!」
「あ、亜之城咲良は……あ、あなたに」
「狩野キョージってんだ」
軽く腰を縦に揺すってやる。
すると、跳ねた腰が戻った瞬間、咲良が小さく反応した。処女ながら肉棒に突かれた快感を感じ取ったのだ。