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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第5章 完堕ちにわななく一流アスリート、屈服の美痴態
(わざとらしかったかしら……)
不安がよぎったが、これは賭けだ。それに、他に打つ手はないのだ。やってみるだけでも価値がある。駄目でも、何か突破口の手掛かりがつかめるかもしれない。
「……よかろう」
間を置いての返事は拒絶でも警戒でもなかった。それに将子は胸をなでおろした。
「じゃが、ワシのモノはそこらの女がおいそれと手にしてよいような安いモノではないぞ?」
「……」
どう答えたものかわからず、将子はそのまま氷堂が言葉を続けるのを待つことにした。
「触る前に、眼にすることができるだけでもありがたいものなのじゃ。それを弁えて貰わねばならん」
「……はい」
どうやら、話の流れは見えてきた。なんらかの代償をせまろうというのだろう。
(いいわ……言われた通りにしてあげる。それで隙が生まれるというのなら)
将子は覚悟を決めた。