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社内恋愛のススメ
第4章 スレチガイ
でも、北川さんはあのLINEを見ても、私ほどもやもやはしないんだろうな、きっと。
根拠はないけど、なんとなくそう思う。
そもそも同僚と呑みに行くだけで、全く他意はないものなんだから、彼氏でも口出されたくないし、北川さんの場合、私のことどう思ってるのかも、彼氏なのかどうかもビミョーだ。
でも…井上くんと約束して、LINE送りつけて、もっとスッキリするかと思ったのに、なんだかもやもやが晴れないのは、私が北川さんと大崎さんの事を気にしてるから。
北川さんに、私だけを見ていて欲しいから…
私、やっぱり北川さんの事が好きなんだ…
あの優しい笑顔が、他の女の子にも向けられてるなんて、イヤだ。
髪を撫でてくれたり、たった一回だけだけど、キスも…
誰か、他の人ともしてるのかと思ったらそれだけで涙が出そう。
私は、彼にとって何番目の、どんな存在なんだろう…
根拠はないけど、なんとなくそう思う。
そもそも同僚と呑みに行くだけで、全く他意はないものなんだから、彼氏でも口出されたくないし、北川さんの場合、私のことどう思ってるのかも、彼氏なのかどうかもビミョーだ。
でも…井上くんと約束して、LINE送りつけて、もっとスッキリするかと思ったのに、なんだかもやもやが晴れないのは、私が北川さんと大崎さんの事を気にしてるから。
北川さんに、私だけを見ていて欲しいから…
私、やっぱり北川さんの事が好きなんだ…
あの優しい笑顔が、他の女の子にも向けられてるなんて、イヤだ。
髪を撫でてくれたり、たった一回だけだけど、キスも…
誰か、他の人ともしてるのかと思ったらそれだけで涙が出そう。
私は、彼にとって何番目の、どんな存在なんだろう…