この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社内恋愛のススメ
第6章 雨降って…………
翌日。
一晩眠ると流石に気分は落ち着いてて。
朝イチでシャワーを浴び、洗濯機を回して、部屋の掃除をしていると、チャイムが鳴った。
時間は午前10時20分。
こんな時間に誰だろ…
覗き穴から覗くと、北川さんが立っていた。
慌てて扉を開ける。

「ただいま」

北川さんは、そのまま部屋に入ってきた。
スーツのまんまで、大きなカバンも持ってて。

「出張帰りで、直接来てくれたの…?」

「一旦ウチ帰って迎えに来ようと思ったけど、新大阪から直接きた方が早いからな。昨日の話聞いたら早い方がいいと思うだろう。」

そう言うと、荷物を置いて、私をぐっと抱き締めてくれた。

「怖かったな。もう、そんな思いさせたくない。井上には俺から釘刺しとくから、これからは男と2人で飲みに行ったりするな。」

腕の中で、うん、と頷く。

北川さんはいつもの優しい顔で、頭をポンポン、と撫でてくれた。

洗濯物を干すのだけ待ってもらって、一緒に北川さんの家に行く。

バスに乗っている間も、バスを降りて北川さんの家に向かう間も、北川さんはずっと手を繋いでくれていた。
/155ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ