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その恋受け取ります
第2章 天敵、現る

ボーっと考えてる間に集荷の作業はおわったようで、再び平野に声をかけられた。

「今日のお荷物は10箱でよろしいですか?」

段ボール箱の前にしゃがみ送り状の控えに受領印を押しながら
見上げてきた平野の上目づかい。
こちらが見上げた時とはまた違う、かわいらしさが目元にうかぶ。

「あ、はい、10箱で」

「まだ5時まで時間ありますが・・荷物、まだ出そうですか?」

「いえ、今日はもう・・これで終わりです」

未和は平淡な声音で答えた。

「ではお預かりします。ありがとうございました」

平野から送り状の控えを受け取り、その背に一礼していると
背後から大声が浴びせられた。

「ちょっと待ってぇ!もう一個だけ荷物出ちゃうけどい・・い・・・?」

振り返った男の顔を見るや、声の主、佳織は語尾を詰まらせた。

「え?あ?え?原田さんじゃない・・ね・・
 どなたさん?こちらのイケメンは?」

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