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その恋受け取ります
第4章 ちょっと慣れた?かな・・
避けるイコール意識している。
悠月が初めて来た翌日に佳織から言われた言葉。
同じ言葉を凜子にも言われた。
ゴールデンウィーク明けに会社の飲み会があり、
その席で隣り合わせた凜子と恋愛談義で盛り上がった時のことだった。
「なんか未和さんって、生真面目すぎなんじゃないですか?」
「えー?なんでよ?」
「スマ送さん、イイ人じゃないですか」
「はぁ?それと生真面目となんの関係があんのよ?」
「テキトーに仲良くすればいいじゃないですか?取引先の人だもん、
好印象ならいい訳でしょ?うちの会社が。
未和さんは会社の顔とおんなじなんだもん、窓口なんだから。
別に彼とお付き合いを前提に、なんて面と向かってるわけじゃないし。
真面目にかまえること、ないじゃないですか?ね?」