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その恋受け取ります
第7章 最終章:心が決まりました
「あら平野さん、毎度!・・おや?なんか
お二人さんいい感じじゃないですか?なんかあったのかな?ん?」
「でた!早川さん、どうしてこうタイミング悪くっていうか良くっていうか、
現れるんでしょうねぇ」
今日の未和の反撃にはキレがある。
それもこれも自信を持てた自分のおかげ・・
「あたしゃ鼻が利くんだよ!特に幸せ話にはね。そういうことだろ?」
佳織は静かに微笑んだ。
未和も悠月も、ゆっくりとうなずいた。
「よかったよかった・・
じゃあ今度苦労を掛けたお詫びをしてもらわなきゃね。3人で飲みに行くよ!
もちろんお支払いはお二人にお任せして、ね!いいね、ハイ決まり!」
佳織の捲くし立てるような喜びの声と
未和と悠月の笑い声は、倉庫の中を弾むように響き渡った。