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タイムリミット。
第1章 ミーティング。




控え室を出て、自販機で コーヒーを買おうとした時、


『お疲れ様です
午後も引き続きお願いします。』


ターゲット君の 登場である。
下心をその厚いツラの中に隠し、お客様対応の笑顔を尚子は君に向ける。


「はい
午後も引き続き、頑張りましょうね」

『あっ、ブライダル関係者様に 社食で 昼食をご用意してありますので、どうぞ御利用下さい』

「ありがとうございます
のちほど、利用させて頂きます
野村さんは、ご休憩ですか」

『はい、今からです
では、お先に』



コーヒーを買い、尚子は 野村を見送る。

野村が見えなくなると同時に、急いで控え室に戻り、知佳子を誘って早速、社食に急ぐ尚子であった。



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