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タイムリミット。
第8章 相互確認。
スースースー...
尚子が出ていった時と同じようにシーンとした室内では、佑輔の規則正しい寝息だけ響いている。
尚子はバスタオルを巻いたままの姿で、ベットサイドに腰を掛け、佑輔を見下ろしていた。
余りに無邪気に眠る男に、クスリと苦笑する尚子。
これって、佑輔とはじめて肌を重ねた時と同じじゃね?
違うのは、場所と佑輔が服を着ていると言う事。
確か、あの時も佑輔は酔って寝ていたのを尚子に襲われたのだった。
あの時は、ミッション行使に気を囚われて楽しめなかった尚子であったが、今は自分の気持ちに気づいて、このシュチュエーションで萌!
ほくそ笑みながら、鎖骨を指でなぞる。
反応はナイ。
女とは違った厚み、筋肉質の硬い弾力を暫し愉しみながら、シャツのボタンを上から慎重に外していく。
程なく、程よく筋肉が付いた上半身がさらけ出す。
尚子は、自分と異なった出っ張りのナイ胸に手を伸ばすし、感触を確かめてみた。