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タイムリミット。
第4章 期間限定。
好意から始まったその感情は、時と共に恋心に育ち 今は…
鍋蓋が、忙しなく上下する音で 我に返る。
火を止め お椀によそう。
食卓に着き、尚子が買ってきたお弁当と一緒に食す。
やっとチャンスが巡ってきたんだ。
放しはしない。
今までに付き合った女性はいた。
来るものは拒まず、去るものは追わず。
者と物。
幼い頃から不自由はしていない。
その為、欲求も執着も さほどない。
尚子に会うまでは。
期限は決まっているが、そこからも切れる事は免れた。
まだ、時間はある…焦るな…
佑輔はそのように思っている事は知らない尚子は眠りの中。
食事を終えた佑輔はバスルームへ。
2人の関係は始まったばかり、今後の展開は…
佑輔の行動にもよるだろう。