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タイムリミット。
第6章 タイムアップ。
結果は、唐突に来た。
と、言えば尚子の排卵排出期間がある程度、一定に保たれている賜物であろう。
2、3日前から前兆があり、本日確定した。
付着無し。
やっぱりと、言う気持ち。
残念と、思う気持ち。
どちらが、本心。
どちらも、尚子の本心である。
仕事中、下腹部の違和感でトイレで確認をした尚子。
ショーツにパッドを装着させながら、佑輔にその説と同居解除の話を夜、しなきゃと思う。
この同居が終ると思うと、寂しく思う気持ちで胸の奥が疼く。
が、元はと言えば尚子が仕掛けた事だ。
ケジメをツケる。
今日の佑輔のスケジュールを思い出しながら、残りの仕事をこなしていく、尚子もあった。