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タイムリミット。
第6章 タイムアップ。




『は、何言ってんの』

「だから、生理が来って」

『俺、別れないって言ったし』

「ケジメはつけないと」



佑輔と言い争っている時も、佑輔は尚子を離さず不埒に手を動かしている。

他の女性がそうであるのか知らないが、尚子は月経期になると性欲が増し、敏感になる時がある。

今回は、そんな時期と重なり、佑輔の手の動きに反応してしまう。

腰からわさわさと服越しを上へと進む手に尚子は翻弄される。



『そーゆーおいたを言うと、ズブズブのデロデロにして、俺から離れられなくするよ』



なんとも物騒な、物言いを、しながらいつの間にかシャツの中、ブラッジャーの上をその手が這っている。

その動きに敏感に反応する胸の頂き。

刺激に反応して尚子は気づいていなかった。

もう片手が、巧みにシャツをはだけさせ、ブラのホックに手が迫っていたことに。



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