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タイムリミット。
第6章 タイムアップ。
「やっ、マジ嫌」
佑輔の掌がショーツも延びて来たことにより、尚子が快楽に飲み込まれそうなところ、羞恥によって覚醒する。
身を捩り、躰を離そうともがく。
が、男女の力の比率を考えても、無理といえよう。
もがいている間に、佑輔の手は、尚子の恥部に辿り着く。
ヌチャりと、触れたばかりのそこは、愛液と異なる液体で潤っていた。
『あーあ、俺達の愛の結晶は、今回は育たなかったのか
でも、大丈夫
今からまた沢山溢れても注いで上げるから』
尚子が、その言葉に顔をひねり佑輔を仰ぎ見、背筋に旋律が氾がる。
その笑みは、闇より深い漆黒の微笑みに見えた。