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猫好き男子と大人な部長
第11章 猫好き男子とトラブルメイカー
すると、大きな溜め息とともに、修馬が言う。
「ホント、どういうつもりなんだ、あの人……。最近、その丸岡さんって人に、ターゲットを移したんじゃなかったのかな。俺が架恋と付き合ってることを知ってて、こんな風に干渉してくるなんて、常識知らずもいいとこだね」
苦虫を噛み潰したような表情の修馬。
架恋としても、篠宮に対してはあまり良い印象は持っていなかったが、それでも、陰口が嫌いなので、一応フォローはしておくことに。
「もしかしたら、だれかれ構わずに、ああいう態度を取られてるんじゃない? 私たちの知らないところで」
「まぁ、その可能性は否定できないな。あの人のことなんか、知りたくもないし、知ろうとも思わないけど。でも、ここ1週間ほどはホント、俺に対してストーカーレベルにちょっかいをかけてきてるよ。こないだ、あの人がどうでもいい用件で電話をかけてきたとき、架恋も確か俺のそばにいたよね」
架恋はそのときのことを思い出し、「うん」と答える。
「ホント、どういうつもりなんだ、あの人……。最近、その丸岡さんって人に、ターゲットを移したんじゃなかったのかな。俺が架恋と付き合ってることを知ってて、こんな風に干渉してくるなんて、常識知らずもいいとこだね」
苦虫を噛み潰したような表情の修馬。
架恋としても、篠宮に対してはあまり良い印象は持っていなかったが、それでも、陰口が嫌いなので、一応フォローはしておくことに。
「もしかしたら、だれかれ構わずに、ああいう態度を取られてるんじゃない? 私たちの知らないところで」
「まぁ、その可能性は否定できないな。あの人のことなんか、知りたくもないし、知ろうとも思わないけど。でも、ここ1週間ほどはホント、俺に対してストーカーレベルにちょっかいをかけてきてるよ。こないだ、あの人がどうでもいい用件で電話をかけてきたとき、架恋も確か俺のそばにいたよね」
架恋はそのときのことを思い出し、「うん」と答える。