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第13章 青天の霹靂

　翌朝、起きてスマホをチェックする架恋だったが、そこに修馬からの連絡を見出せず、内心少しがっかりした。

　しかし、「かなり酔っちゃったんじゃないのかな。前後不覚に陥るほどに」と想像すると、すぐに架恋の心の中から「落胆」が消え去り、「心配」に取って代わられる。

　それでも、架恋の方から再び連絡する気にはなれなかった。

　前夜のメールですら、「こんなときにまでメールをして、ウザく思われてないのか」と心配していたぐらいなので。