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猫好き男子と大人な部長
第14章 過ちを悔いる猫好き男子

「たしかに、瑞穂の言っていることは、分からなくもないよ。親切すぎるって言いたいんでしょ。でも、たったそれだけのことで、『部長にとって、私が特別』とは言い切れないと思うな。もし瑞穂が同じ状況に陥ったら、きっと部長は同じように手助けしてくれると思うな」
「ま、まぁ、高倉部長って、超絶に優しくて親切だからね。間宮先輩の話では、私たちが入社する前に、先輩が大きなミスをしてしまった際にも、『私が処理しておくから心配要らないよ。ただ、次からは気をつけてくれると嬉しいな』とだけ言って一切怒らなかったんだとか。超有名大学卒で、31歳にして部長に昇進したエリートで、ルックスも超イケメンで、背も高いのに……内面までイケメンだとか……私も胸がときめいちゃうなぁ」
目をキラキラさせて言う瑞穂に、架恋も嬉しくなり、瑞穂を応援したくなった。
瑞穂がハッと我に返った様子で、慌てて言う。
「ま、まぁ、高倉部長って、超絶に優しくて親切だからね。間宮先輩の話では、私たちが入社する前に、先輩が大きなミスをしてしまった際にも、『私が処理しておくから心配要らないよ。ただ、次からは気をつけてくれると嬉しいな』とだけ言って一切怒らなかったんだとか。超有名大学卒で、31歳にして部長に昇進したエリートで、ルックスも超イケメンで、背も高いのに……内面までイケメンだとか……私も胸がときめいちゃうなぁ」
目をキラキラさせて言う瑞穂に、架恋も嬉しくなり、瑞穂を応援したくなった。
瑞穂がハッと我に返った様子で、慌てて言う。

