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猫好き男子と大人な部長
第14章 過ちを悔いる猫好き男子

翌月曜は、終業時間まで、架恋や瑞穂にとって何の変哲もない一日だった。
ところが、帰りに会社を出たところで、先日のお昼休みと同じく、修馬とばったり出くわした二人。
挨拶を交わした後、修馬が言いにくそうに言った。
「二人ともお疲れ様……。駅まで、俺も一緒に帰ってもいい?」
すると、瑞穂が大きな声をあげる。
「あちゃー、二人ともごめん! 今の今までド忘れしてたけど、ちょっとこの後急ぎの用事があるんだった! 今から走るから、今日のところはこれで失礼するね! 架恋、また明日。宮沢君も、またね」
そう言って手を振ると、ダイナミックな走りのフォームで、瑞穂は走り去っていった。
ところが、帰りに会社を出たところで、先日のお昼休みと同じく、修馬とばったり出くわした二人。
挨拶を交わした後、修馬が言いにくそうに言った。
「二人ともお疲れ様……。駅まで、俺も一緒に帰ってもいい?」
すると、瑞穂が大きな声をあげる。
「あちゃー、二人ともごめん! 今の今までド忘れしてたけど、ちょっとこの後急ぎの用事があるんだった! 今から走るから、今日のところはこれで失礼するね! 架恋、また明日。宮沢君も、またね」
そう言って手を振ると、ダイナミックな走りのフォームで、瑞穂は走り去っていった。

