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猫好き男子と大人な部長
第3章 猫好き男子とお試し期間
「それじゃ、日曜、よろしくね。それまでに、しっかり掃除しておくよ」
「そ、そんな……あまり気にしないでね」
「今は散らかってるから、多少気にするって。正直、『今日このまま立ち寄りたい』って言われたらどうしようかと思ってたくらい。まぁ、それはともかく、日曜は猫の映像を多いに楽しもう!」
元気よく言う宮沢に、架恋も釣られて笑顔になり、「うん」と答えていた。
架恋としては、猫のDVDが純粋に楽しみだったこともあって、部屋へと誘われた戸惑いはどんどん小さくなっていく。
いつしか、雨は小降りになっていたようだ。
眠そうに目をしばたたかせながら、ポップは二人を代わる代わる見つめていた。
「そ、そんな……あまり気にしないでね」
「今は散らかってるから、多少気にするって。正直、『今日このまま立ち寄りたい』って言われたらどうしようかと思ってたくらい。まぁ、それはともかく、日曜は猫の映像を多いに楽しもう!」
元気よく言う宮沢に、架恋も釣られて笑顔になり、「うん」と答えていた。
架恋としては、猫のDVDが純粋に楽しみだったこともあって、部屋へと誘われた戸惑いはどんどん小さくなっていく。
いつしか、雨は小降りになっていたようだ。
眠そうに目をしばたたかせながら、ポップは二人を代わる代わる見つめていた。