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猫好き男子と大人な部長
第4章 猫好き男子の部屋で……
「架恋、ありがとな」
「こちらこそ……。ねぇ……ホントに、私でいいの?」
架恋はずっと気になっていたが、聞きだせずにいたことを尋ねる。
しっかりと修馬を抱きしめたまま、架恋が言葉を続けた。
「修馬君、すごく人気があるでしょ。もっと素敵な人とお付き合いできるはずなのに……私なんかで」
「俺にとっては、お前だけだよ。人気って言うけど、俺の営業成績がいいから、みんなはそこを褒めてくれてるだけじゃないか。恋愛的な意味で、俺がモテてるわけじゃないと思うぞ」
「ううん、モテてるよ」
瑞穂のことを思い出し、架恋が続ける。
「こちらこそ……。ねぇ……ホントに、私でいいの?」
架恋はずっと気になっていたが、聞きだせずにいたことを尋ねる。
しっかりと修馬を抱きしめたまま、架恋が言葉を続けた。
「修馬君、すごく人気があるでしょ。もっと素敵な人とお付き合いできるはずなのに……私なんかで」
「俺にとっては、お前だけだよ。人気って言うけど、俺の営業成績がいいから、みんなはそこを褒めてくれてるだけじゃないか。恋愛的な意味で、俺がモテてるわけじゃないと思うぞ」
「ううん、モテてるよ」
瑞穂のことを思い出し、架恋が続ける。