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猫好き男子と大人な部長
第5章 優しい部長
5時前になり、ようやく架恋は、目指すファイルを発見した。
「部長、ありがとうございます!」
「いやいや、石橋君が見つけたんじゃないか。私はほとんど手伝いにもなっていなかったよ」
「そんなことはございません。部長がこちらの棚が怪しいとご指摘くださったことと、一緒に手分けして探してくださったことで、見つけることができたのですから。今回はお手数をおかけして申し訳ございませんでした。今後もっと努力いたします」
「そう言ってもらえると、来た甲斐があるよ。もう終業時間も間近だし、部屋に戻って、今日の業務は終了としようか」
「はい!」
架恋は元気よく答えると、高倉の後に続いて資料室を出た。
「部長、ありがとうございます!」
「いやいや、石橋君が見つけたんじゃないか。私はほとんど手伝いにもなっていなかったよ」
「そんなことはございません。部長がこちらの棚が怪しいとご指摘くださったことと、一緒に手分けして探してくださったことで、見つけることができたのですから。今回はお手数をおかけして申し訳ございませんでした。今後もっと努力いたします」
「そう言ってもらえると、来た甲斐があるよ。もう終業時間も間近だし、部屋に戻って、今日の業務は終了としようか」
「はい!」
架恋は元気よく答えると、高倉の後に続いて資料室を出た。