この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Beautiful Smile~不器用な愛~
第6章 同愛
***
あれから、あの男性に借りたパーカーを返すのに出逢ったなんばまで何度も足を運んだ。お金はライブで使っても結局、余っていたのでその間、体を売る行為はしなかった。
ケンジとは時々、会っては肌を重ねた。新しいおもちゃだ体位だと言いながら、結局、最後は正常位に落ち着く。そんなもんだ。ケンジがいるから肌の寂しさというのを感じることはなかった。彼氏の居ないものにとって、やはりセフレは必要なものだと思う。特定の人となら、それはそれでいいんじゃなかろうか。
そして、1ヶ月くらいしたある夜、あの人が現れた。
「あの……!」
久しぶりの対面に胸が高鳴る。相変わらず洋服や手はペンキだらけで、仕事を頑張っているのがよく分かる。私の呼びかけに男が振り返る。男は目を丸くした。
あれから、あの男性に借りたパーカーを返すのに出逢ったなんばまで何度も足を運んだ。お金はライブで使っても結局、余っていたのでその間、体を売る行為はしなかった。
ケンジとは時々、会っては肌を重ねた。新しいおもちゃだ体位だと言いながら、結局、最後は正常位に落ち着く。そんなもんだ。ケンジがいるから肌の寂しさというのを感じることはなかった。彼氏の居ないものにとって、やはりセフレは必要なものだと思う。特定の人となら、それはそれでいいんじゃなかろうか。
そして、1ヶ月くらいしたある夜、あの人が現れた。
「あの……!」
久しぶりの対面に胸が高鳴る。相変わらず洋服や手はペンキだらけで、仕事を頑張っているのがよく分かる。私の呼びかけに男が振り返る。男は目を丸くした。