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口琴
第8章 悪魔の棲む家
烈々たる両親の性生活に煽られ、自慰を覚えてしまった蕾…。
『いつも、おまんこ疼かせておくんだ…』
梨絵に浴びせた敬介の"言葉嬲り"
しかし、四六時中疼いていたのは蕾だった。
可愛いらしい子ども用ショーツを濡らすそこは、薄い布地の裏で、さも汐らし気に潜み、無垢な見た目とは裏腹に、幼い陰核や膣肉をヒクつかせ、微熱と愛液を湛える"飢えた雌"と化していた。
何で?…何で私、こんなことしちゃうんだろ?…こんなこと…ダメだよね…でも…でも…。
心を置き去りにして、躰だけが熟れていく。
自らの手で、自らを汚す罪の意識に苛まれてはいたが…。
この行為を咎めてくれる者も、諭してくれる者もない。
…聖に逢う事を躊躇っていた。
私…もう、普通の女の子じゃない…。
自分で、こんなコトしてるんだもん…。
あのおじちゃんみたいに気持ち悪くて…怖くて…いやらしい子に見えるに決まってる…。
…聖くん…こんな女の子…やだよね…。
身から滲み出る猥色を、聖に見透かされる事を恐れていた。
逢いたいけど…逢いたくない…。
蕾はそれ以来、河川敷へ行けなくなった…。
"快楽の淵"へと堕ちて行く幼い躰。
初めのうちは、拙い指だけで十分だったが、アクメと言う名の媚薬に侵された躰は、更なる高みを求めてしまう…。
もっと太くて、硬くて、熱いモノを…。
僅か十歳の少女に、あるまじき欲望が暴走する。
ふと蕾の脳裏を過るのは、あの中條の卑劣な剛棒。
躰に刻まれた、鬼畜男の記憶は、悲しくも拭い去れない。
思い出す度、虫酸が走る。精神と裏腹な躰は、熱と疼きを鎮めることができず、濡れた指先を見つめては、行き場をなくした心と躰を持て余し、幼い少女は涙した…。
私…何で?…あのおじちゃんのおちんぽなんて…やだよ…。
やだ…やだ…気持ち悪いっ…。
どうして?…分かんないよぉ………。
嫌悪と淫欲の狭間に揺れながら、悶々と闇の中をさ迷い続けた。
ーーーーーーーーーー
ヒグラシの声が、悲し気に響くある日の夕暮れ…。
敬介の携帯に、一本の電話が。
「はい、佐山です。……あぁ社長!お戻りになられたのですね。お帰りなさいませ。お待ちしておりましたよ!」
両親の部屋の前を通りかかった蕾は、敬介の声に立ち止まった。
嫌な予感がする…。
『いつも、おまんこ疼かせておくんだ…』
梨絵に浴びせた敬介の"言葉嬲り"
しかし、四六時中疼いていたのは蕾だった。
可愛いらしい子ども用ショーツを濡らすそこは、薄い布地の裏で、さも汐らし気に潜み、無垢な見た目とは裏腹に、幼い陰核や膣肉をヒクつかせ、微熱と愛液を湛える"飢えた雌"と化していた。
何で?…何で私、こんなことしちゃうんだろ?…こんなこと…ダメだよね…でも…でも…。
心を置き去りにして、躰だけが熟れていく。
自らの手で、自らを汚す罪の意識に苛まれてはいたが…。
この行為を咎めてくれる者も、諭してくれる者もない。
…聖に逢う事を躊躇っていた。
私…もう、普通の女の子じゃない…。
自分で、こんなコトしてるんだもん…。
あのおじちゃんみたいに気持ち悪くて…怖くて…いやらしい子に見えるに決まってる…。
…聖くん…こんな女の子…やだよね…。
身から滲み出る猥色を、聖に見透かされる事を恐れていた。
逢いたいけど…逢いたくない…。
蕾はそれ以来、河川敷へ行けなくなった…。
"快楽の淵"へと堕ちて行く幼い躰。
初めのうちは、拙い指だけで十分だったが、アクメと言う名の媚薬に侵された躰は、更なる高みを求めてしまう…。
もっと太くて、硬くて、熱いモノを…。
僅か十歳の少女に、あるまじき欲望が暴走する。
ふと蕾の脳裏を過るのは、あの中條の卑劣な剛棒。
躰に刻まれた、鬼畜男の記憶は、悲しくも拭い去れない。
思い出す度、虫酸が走る。精神と裏腹な躰は、熱と疼きを鎮めることができず、濡れた指先を見つめては、行き場をなくした心と躰を持て余し、幼い少女は涙した…。
私…何で?…あのおじちゃんのおちんぽなんて…やだよ…。
やだ…やだ…気持ち悪いっ…。
どうして?…分かんないよぉ………。
嫌悪と淫欲の狭間に揺れながら、悶々と闇の中をさ迷い続けた。
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ヒグラシの声が、悲し気に響くある日の夕暮れ…。
敬介の携帯に、一本の電話が。
「はい、佐山です。……あぁ社長!お戻りになられたのですね。お帰りなさいませ。お待ちしておりましたよ!」
両親の部屋の前を通りかかった蕾は、敬介の声に立ち止まった。
嫌な予感がする…。