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俺が惚れた農家のおばさん 3
第10章 休息 〜後編〜
目を覚ますとベッドにルーシーの姿はなかった
時計を見ると7時、そろそろ夕食の時間だ

[手伝いに行くか…]

俺は服を着てキッチンに向かう
中に入るとクリスと彼女、そしてルーシーの妹のアシュリンが忙しく動いている

『俺〜っ!ゆっくり休めたか?』

クリスは俺に声を掛けながら皿をテーブルに置く

『はい…都さんとはどこまで行ったのですか?』

『都、行く前に寝ちゃったね〜』

『そやねん!』

彼女は料理を盛りながら答える

『そうですか、俺も手伝います』

『それじゃ、こっち来て!』

声を掛けたのは妹のアシュリンだった

『俺〜っ♪これとあれとそれ!!ついでにこれもやっといて!!』

アシュリンはまだ小学生、ルーシーとは腹違いの妹でしっかり者だ
テキパキと仕事をこなしながら俺に指示を出す

『アッシュは相変わらず人使いが荒いなぁ…』

ゲシッ!

呟くや否やに尻に蹴りが入る

『無駄口を叩かない!!』

『ハイハイ…』

掘られた尻の痛みを堪えながら準備を手伝う

[そういやアッシュに都さんの事紹介してないな…]

脳裏を過るが和気藹々とキッチン喋る3人を見て大丈夫だと思った


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