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もっと、生きたかったな、、
第5章 くまと時々"ジジ"
しばらくしてくまが食べ終えるのを見てから
美羽はくまにとびついた
[くっまぁぁぁぁ!!!うち分かったかも!!]
(なにがやねん。つかお前さっきから危ないわボケ!!俺居らんやったらどないしてたん!!)
あ、忘れてた!
[ごめんね?]
(それわもうええ。で、何が分かったんや)
[うん、あのね、うちが抜けたり入ったり出来るのって佐知が見てないときじゃないかな!?]
くまと美羽は心の声で話す
声だしたら"変な猫だ!!"って
くまがうるさいからだ
(まぁ確かにさっきから見たところ
そうかもしれんな。)
[でも、そうだとしても
うちしばらくくまの中に居る…だめ…?]
(だめやないけど…お前キャットフード食べれるんか?)
[食べたこと…ない。]
(ほな、目の前にあるの少し食べてみぃ)
うちは猫の様に手を使わず口だけで
パクッと食べてみた
「まっっっずぅぅぅい!!」
?!!
「ん!?ジジ大丈夫か!?」
佐知は変な声を出したくまにびっくりし
背中を擦る
「……だ…大丈夫か?そんなまずかったか?」
佐知は少し悲しい顔をした。