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第6章 "くま"

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突然美羽は俺に聞いてきた


なんでと言われてもなぁ…

しかも俺

(子猫…やと?俺こう見えて立派な大人や。

失礼なやっちゃなー。俺の種類は皆こうなんや。

大人っちゅーてもまだまだ若いけどな。

人間でいうたらお前くらいちゃうか？)



[えっ!!そうなの!?]


びっくりしすぎやん。


(ほんで…口悪ーてすまんかったなぁ)

少し嫌みったらしく言ってみた。

美羽はそれも気づかない。

まぁ、ええ。

(俺が口悪いんは…―)