この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
まゆりは涙目だ。
翔汰は再びウィンクし、
物体を差し込むと腰を浮かして引いた。
まゆりが苦しくないように。
カメラ越しにはそこまでは分からないだろう。
まゆりがイマラチオされている風に撮られているはず。
――――背後から、小さく『チッ』とKANAMEの舌打ちがした。
翔汰が機転を利かせてまゆりを苦しめないよう動き、撮影は無事終了した。
監督から『おつかれさーん』と声がかかった。
愛名まゆりは翔汰に駆け寄り、
『ありがとうございました!……後できちんとお礼させていただきます』と言いマネージャーと去っていく。
スタッフが片付けをするなか、
翔汰とKANAMEは向かい合って立てっている。もちろん私服を着たあとだ。
『……ずいぶん良い子なんだね?君。
噂に聞いてた通りだな』
KANAMEは腕を組んで嘲笑う。
『噂?』
――以前、女優さんが言っていた〔aijiは優しい〕か。
『女優さんだって次の撮影があるんだよ?
もし、体に傷がついたらどうするわけ?』
KANAMEがぷっと吹き出す。『あっはっは!
……お前、バカ?
相手の体気遣ってたら気持ち良いsex見せれるわけねーじゃん。それに』
翔汰は再びウィンクし、
物体を差し込むと腰を浮かして引いた。
まゆりが苦しくないように。
カメラ越しにはそこまでは分からないだろう。
まゆりがイマラチオされている風に撮られているはず。
――――背後から、小さく『チッ』とKANAMEの舌打ちがした。
翔汰が機転を利かせてまゆりを苦しめないよう動き、撮影は無事終了した。
監督から『おつかれさーん』と声がかかった。
愛名まゆりは翔汰に駆け寄り、
『ありがとうございました!……後できちんとお礼させていただきます』と言いマネージャーと去っていく。
スタッフが片付けをするなか、
翔汰とKANAMEは向かい合って立てっている。もちろん私服を着たあとだ。
『……ずいぶん良い子なんだね?君。
噂に聞いてた通りだな』
KANAMEは腕を組んで嘲笑う。
『噂?』
――以前、女優さんが言っていた〔aijiは優しい〕か。
『女優さんだって次の撮影があるんだよ?
もし、体に傷がついたらどうするわけ?』
KANAMEがぷっと吹き出す。『あっはっは!
……お前、バカ?
相手の体気遣ってたら気持ち良いsex見せれるわけねーじゃん。それに』