この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
ふたりは自宅待機をしていた。
昼前になって、
やっと甲斐から連絡が来た。
『悪い!
今から迎えに行く』と。
バンワゴンは滑り込むように洋館の前まで速いスピードで入ってきた。
ふたりは乗り込む。
『甲斐さん、
大丈夫なんすか?行方不明っていつから?』
走り始めると翔汰は訊ねる。
『はー、
期待の大型新人だったんだけどなぁ。
1週間前から連絡が着かなくてさぁ。社長とアパートに行ってみたけど、
部屋はそのまんまあるんだ。
本人だけがどこ探しても居ない』
甲斐はやれやれと息をついた。
『まだ1本出したばっかの20歳の子でさぁ。
怖じ気付いてドロンってことはあり得ないしなぁ…
うちは絶対本人の志望以外での出演はさせないから、
消えるはずないんだけど』
昼前になって、
やっと甲斐から連絡が来た。
『悪い!
今から迎えに行く』と。
バンワゴンは滑り込むように洋館の前まで速いスピードで入ってきた。
ふたりは乗り込む。
『甲斐さん、
大丈夫なんすか?行方不明っていつから?』
走り始めると翔汰は訊ねる。
『はー、
期待の大型新人だったんだけどなぁ。
1週間前から連絡が着かなくてさぁ。社長とアパートに行ってみたけど、
部屋はそのまんまあるんだ。
本人だけがどこ探しても居ない』
甲斐はやれやれと息をついた。
『まだ1本出したばっかの20歳の子でさぁ。
怖じ気付いてドロンってことはあり得ないしなぁ…
うちは絶対本人の志望以外での出演はさせないから、
消えるはずないんだけど』