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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
KANAMEが門扉に立ち、
一軒家を見上げ睨んでいた。
昴の全身に悪寒が駆け抜けた。
異様なオーラを放っていた………………………
KANAMEは昴を見ると、
『じゃな。
しっかり見張れよ!』と車を自分で運転し、
去って行った。
『……………拓矢くん………………
細心の注意をはらえよ!』
昴は思わず呟いた。
__________________
『………………………はあっ、あ、あっ………
イクぅっ…………!』
女優がガクッと床に倒れた。
翔汰は抜けた根を掴むと女優のカラダに撒く。
カメラが白濁液塗れの女優をズームした。
『はーい、カット!
終了で~す』
室内にホッとした空気が流れた。
翔汰は根を拭いて私服を着てゆく。
女優は手早くシャワーをしたあと、
『今日はありがとうございましたー!』と翔汰に駆け寄り頭を下げた。
『こちらこそ、お世話になりました~』
翔汰も一礼する。
スタッフ・監督がぞろぞろ捌けてゆく。
翔汰も部屋を出て1階に降りた。
バンワゴンが停車している。
仕事用カバンを担ぎ後部ドアを開いた。
『おつかれ翔汰!』運転席から甲斐がポカリを投げ渡した。
『あざっす♪♪
……………拓矢?お前何ニヤニヤしてんの?』
後部座席に座っていた拓矢が、
珍しくニヤついている。
『え?ああ、翔汰だと思って♪』
『?俺は俺じゃん?』首を傾げる翔汰。
『お前らイチャイチャするなら他でしてくれ~。
俺じゃんカミさんと喧嘩中なのに』
甲斐が文句を言う。
『へぇ、喧嘩中すか!
何が原因で?』翔汰はポカリを飲みつつ訊いた。
バンが走り出す。
一軒家を見上げ睨んでいた。
昴の全身に悪寒が駆け抜けた。
異様なオーラを放っていた………………………
KANAMEは昴を見ると、
『じゃな。
しっかり見張れよ!』と車を自分で運転し、
去って行った。
『……………拓矢くん………………
細心の注意をはらえよ!』
昴は思わず呟いた。
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『………………………はあっ、あ、あっ………
イクぅっ…………!』
女優がガクッと床に倒れた。
翔汰は抜けた根を掴むと女優のカラダに撒く。
カメラが白濁液塗れの女優をズームした。
『はーい、カット!
終了で~す』
室内にホッとした空気が流れた。
翔汰は根を拭いて私服を着てゆく。
女優は手早くシャワーをしたあと、
『今日はありがとうございましたー!』と翔汰に駆け寄り頭を下げた。
『こちらこそ、お世話になりました~』
翔汰も一礼する。
スタッフ・監督がぞろぞろ捌けてゆく。
翔汰も部屋を出て1階に降りた。
バンワゴンが停車している。
仕事用カバンを担ぎ後部ドアを開いた。
『おつかれ翔汰!』運転席から甲斐がポカリを投げ渡した。
『あざっす♪♪
……………拓矢?お前何ニヤニヤしてんの?』
後部座席に座っていた拓矢が、
珍しくニヤついている。
『え?ああ、翔汰だと思って♪』
『?俺は俺じゃん?』首を傾げる翔汰。
『お前らイチャイチャするなら他でしてくれ~。
俺じゃんカミさんと喧嘩中なのに』
甲斐が文句を言う。
『へぇ、喧嘩中すか!
何が原因で?』翔汰はポカリを飲みつつ訊いた。
バンが走り出す。