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イカせ屋稼業
第1章 そのいち
『おつかれさまっす』
『おつかれです』
『はいはい〜ん、
お2人さん社長室入って〜♪
今日はね、
提案があるのよ』
重量感のある社長机にヨイショと座った百合絵は、
書類を取り出しそう告げた。
『あんたたち、
今度ゲイカップルで売り出すわよ。
あ、勿論あれよ?
2人ともバイセクってコトでね。両刀使いね』
『えっ?!
俺がゲイ〜〜〜?』
翔汰は度肝を抜かれた。
拓矢も驚き、目を見開いている。
『マジですか…』
『マジまじ♪
いい?あんたたち、この業界舐めてんじゃないわよ』凄んだ声と目付きになる。
『建前でも売るのよ。
翔汰の甘いルックスと拓矢のクールフェイス、
ちょうどイイわ。
あ、翔汰あなたもう少し髪黒めにしなさい!
いいわね、
〔売る〕わよっ。何がなんでも』
『………提案つーか決定じゃん』
翔汰が呟くと、
『おほほほ(笑)
バレちゃったわねぇ。
決定というか強制よ♪
……早速………
明日朝7時から写真撮影よ。
先ずは写真をあらゆるメディアに配信するわ。
あんたたち、今日は早く帰って寝なさい。
お肌荒れたら承知しないわよ』
ヒラヒラと手を振り、
百合絵はどこかに仕事のTELを始めた。
拓矢は肩を落として『…………帰って寝るか』
と翔汰を見る。
『えー、
お前と絡むの?オエッ…………』
『こっちだって嫌だよ!
仕方ないだろう、
これはビジネスチャンスだ』
2人はヒソヒソ声で話しながら事務所を出た。
(……まぁ、
ありきたりなsexだけじゃ生き残れないってコトか)
〔売るためには何でもやれ〕と云われた気がする。
拓矢も納得したのか、
切れ長の目を翔汰に向けて『じゃあな。
明日はよろしく』
と背を向けて去っていく。
翔汰も『分かった。
じゃ、明日!』
と手を振った。
『おつかれです』
『はいはい〜ん、
お2人さん社長室入って〜♪
今日はね、
提案があるのよ』
重量感のある社長机にヨイショと座った百合絵は、
書類を取り出しそう告げた。
『あんたたち、
今度ゲイカップルで売り出すわよ。
あ、勿論あれよ?
2人ともバイセクってコトでね。両刀使いね』
『えっ?!
俺がゲイ〜〜〜?』
翔汰は度肝を抜かれた。
拓矢も驚き、目を見開いている。
『マジですか…』
『マジまじ♪
いい?あんたたち、この業界舐めてんじゃないわよ』凄んだ声と目付きになる。
『建前でも売るのよ。
翔汰の甘いルックスと拓矢のクールフェイス、
ちょうどイイわ。
あ、翔汰あなたもう少し髪黒めにしなさい!
いいわね、
〔売る〕わよっ。何がなんでも』
『………提案つーか決定じゃん』
翔汰が呟くと、
『おほほほ(笑)
バレちゃったわねぇ。
決定というか強制よ♪
……早速………
明日朝7時から写真撮影よ。
先ずは写真をあらゆるメディアに配信するわ。
あんたたち、今日は早く帰って寝なさい。
お肌荒れたら承知しないわよ』
ヒラヒラと手を振り、
百合絵はどこかに仕事のTELを始めた。
拓矢は肩を落として『…………帰って寝るか』
と翔汰を見る。
『えー、
お前と絡むの?オエッ…………』
『こっちだって嫌だよ!
仕方ないだろう、
これはビジネスチャンスだ』
2人はヒソヒソ声で話しながら事務所を出た。
(……まぁ、
ありきたりなsexだけじゃ生き残れないってコトか)
〔売るためには何でもやれ〕と云われた気がする。
拓矢も納得したのか、
切れ長の目を翔汰に向けて『じゃあな。
明日はよろしく』
と背を向けて去っていく。
翔汰も『分かった。
じゃ、明日!』
と手を振った。