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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
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スースーと拓矢の寝息が響く寝室。
裸のまま横になり、
翔汰は拓矢を見つめる。
拓矢の白い胸板が規則正しく動く。
ブブブブ…………
ブブブブ…………
『?こんな夜明けに………
あれっ、俺のじゃないや』
翔汰は自分のスマホを手にしたが、
バイブ音が拓矢のスマホだと気づいた。
『やっぱ…最近多くないか?』
寝入っている拓矢に独りごちる。
拓矢のスマホを持った。
『______ダメダメっ!
それしちゃったらアウト!
信じるの!』
首をプルプル振る。
(何なってんだよ俺は………)
『…………しょーた、ワカメ入れて~…………』
拓矢がムニャムニャ寝言を言った。
翔汰は(ぷっ。ワカメって)と噴き出し、
ぐにっと拓矢の頬をつねる。おそらくコンソメスープの夢でも見てるんだろう。
翔汰は耳もとで、
『何かあったんなら言ってくれよ?』と囁いた。
『わかった~…………………
クルトンも…………………………』
拓矢が返事をして、
翔汰はまた笑いを堪えた。
そして、
そっと拓矢の額に唇をつけて自分も眠りについた……………………………………………………………………………
スースーと拓矢の寝息が響く寝室。
裸のまま横になり、
翔汰は拓矢を見つめる。
拓矢の白い胸板が規則正しく動く。
ブブブブ…………
ブブブブ…………
『?こんな夜明けに………
あれっ、俺のじゃないや』
翔汰は自分のスマホを手にしたが、
バイブ音が拓矢のスマホだと気づいた。
『やっぱ…最近多くないか?』
寝入っている拓矢に独りごちる。
拓矢のスマホを持った。
『______ダメダメっ!
それしちゃったらアウト!
信じるの!』
首をプルプル振る。
(何なってんだよ俺は………)
『…………しょーた、ワカメ入れて~…………』
拓矢がムニャムニャ寝言を言った。
翔汰は(ぷっ。ワカメって)と噴き出し、
ぐにっと拓矢の頬をつねる。おそらくコンソメスープの夢でも見てるんだろう。
翔汰は耳もとで、
『何かあったんなら言ってくれよ?』と囁いた。
『わかった~…………………
クルトンも…………………………』
拓矢が返事をして、
翔汰はまた笑いを堪えた。
そして、
そっと拓矢の額に唇をつけて自分も眠りについた……………………………………………………………………………