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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
_______
拓矢が体を横にする。
滑らかな腰のライン。
翔汰はその背後に回ると、
覗き込むようにして半身を拓矢に絡ませた。
右手で金髪を撫で、
現れた耳を噛む。
(痛いっ)
そんな甘美な叫びが聞こえてきそうな拓矢のしかめ面。
ふたりはまた唇を合わせた。
拓矢の左手と、
翔汰の右手が重なり指を絡め合っていく。
拓矢が観念した、というふうに仰向けになると翔汰の首に腕を巻きつけ引いた。
いきなり激しくなる。
翔汰は乾き始めた体を拓矢にのせると、
筋肉質な腕を立て口だけを突き出した。
下半身は屹立し、
跳ねんばかりに膨らんでいるふたり。
しかしふたりは息が合ったまま、
ぶつからない下半身を楽しむようにふざけて腰をこすりつけ合うだけ。
(________まさか、
ここまで出来るなんて……)
鴫は内心動揺した。
本音を言うと、
〔どうせセクシー男優でしょ?
Hするだけでしょ、筋肉があれば女が食いつくと思ってんでしょう〕
とナメていた。
自分の仕事を馬鹿にされた気がして、
榊百合絵社長には断ろうと思っていたのだ。
先輩カメラマンに「何でも糧になる」と背中を押されて渋々受けた。
____しかし目の前のふたりは…………
本当に欲情し、
本当に楽しんでいる。
まるで、カメラなど無いかのように。
悔しいと思った。
この私を忘れるなんて、悔しい。
鴫ハルコが撮ってるのよ!
(だけどそれを映像にぶつけなきゃ………)
鴫も必死だ。
__________________
休憩に入る。
翔汰も拓矢も慣れないコト(セリフなし)にぐったりだ。
『そんなに疲れた?(笑)』
鴫がクスクス笑う。
拓矢が体を横にする。
滑らかな腰のライン。
翔汰はその背後に回ると、
覗き込むようにして半身を拓矢に絡ませた。
右手で金髪を撫で、
現れた耳を噛む。
(痛いっ)
そんな甘美な叫びが聞こえてきそうな拓矢のしかめ面。
ふたりはまた唇を合わせた。
拓矢の左手と、
翔汰の右手が重なり指を絡め合っていく。
拓矢が観念した、というふうに仰向けになると翔汰の首に腕を巻きつけ引いた。
いきなり激しくなる。
翔汰は乾き始めた体を拓矢にのせると、
筋肉質な腕を立て口だけを突き出した。
下半身は屹立し、
跳ねんばかりに膨らんでいるふたり。
しかしふたりは息が合ったまま、
ぶつからない下半身を楽しむようにふざけて腰をこすりつけ合うだけ。
(________まさか、
ここまで出来るなんて……)
鴫は内心動揺した。
本音を言うと、
〔どうせセクシー男優でしょ?
Hするだけでしょ、筋肉があれば女が食いつくと思ってんでしょう〕
とナメていた。
自分の仕事を馬鹿にされた気がして、
榊百合絵社長には断ろうと思っていたのだ。
先輩カメラマンに「何でも糧になる」と背中を押されて渋々受けた。
____しかし目の前のふたりは…………
本当に欲情し、
本当に楽しんでいる。
まるで、カメラなど無いかのように。
悔しいと思った。
この私を忘れるなんて、悔しい。
鴫ハルコが撮ってるのよ!
(だけどそれを映像にぶつけなきゃ………)
鴫も必死だ。
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休憩に入る。
翔汰も拓矢も慣れないコト(セリフなし)にぐったりだ。
『そんなに疲れた?(笑)』
鴫がクスクス笑う。