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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
『え、そんな前?!!
甲斐さん……………!!
言って下さいよ!!いくら社長が口止めしてもっ……………………』
翔汰は脚をバン!と踏んだ。


ショックと憤りから混乱している。





『____あの。
甲斐さん、
aijiさんの次のスケジュールってどうなってます?』
急に鴫ハルコが発言した。


甲斐は虚を衝かれたような顔で『あ?
ああ、明日からまた女優さんとの動画撮影があるが………………』
とメガネを直した。






『それ、
キャンセルしてください!!』




『……………え?そんな、突然キャンセルなんて仕事取れなくなるよ。
一体どうしました?』
甲斐が訊ねると、

鴫ハルコは拳を握った。


『甲斐さん!!
この2人、あたしに下さい!!
女優さんにはあたしから直接謝罪に行きます。
お願いします……………1ヶ月間、2人を貸して下さい。
あたしが撮って作品にします』
鴫ハルコが甲斐に頭を下げる。



『ちょっと待ってくれ!
鴫さんの実力は素晴らしいけれど…………、
2人には2人のシゴトがあるんですから………』
甲斐は胸ポケットから手帳を抜き、
チェックする。



鴫ハルコは頭を上げた。
『………………どうしてもダメでしょうか?
あたしじゃ力不足でしょうか。
でも、社長さんが〔芸術的な作品へ〕と仰った意味がとてもよく分かりました。
翔汰さんも拓矢さんも、
セクシー俳優に留まるのは勿体ないですよ。
今日撮っていて思いました。
ふたりの集大成のような、長い写真集を作りませんか?』




『それは…………映像ではなく写真なのかい?』
甲斐は冷静な声で問う。

鴫が頷く。


『そもそも社長さんが押した案です、〔芸術的な作品〕は……………
あたしはふたりを撮りたい。
エロってカテゴリじゃなく、世間一般に受け入れられる形で撮りたいです。
あたしの映像作品と写真作品を観て下さい。
お願いします!』



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