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イカせ屋稼業
第2章 そのに
照れたようにはにかむゆうこは、
素の20代女性そのものだ。
慌てて翔汰から離れていく。
(昔、って言ったって城戸ゆうこも俺と同じ年齢か下だろーに…)
ふと、
大学時代の友達や彼女の顔が脳裏を過る。
――――訳あり……しかも大きな訳がある者しか居ない世界。
翔汰は頭を振り、
(イカンイカン。
もう俺は違う場所に居るんだっつの)と戒めた。
撮影が再開する。
監督が首を傾げ『うーん。イマイチ刺激が足りないなぁ…
あ、3Pにするかな』と呟いた。