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君をこんなに愛してる
第5章 初めてのデート
──…
「こっちです、絢人さん」
「ああ、お待たせ」
約束の時間。
ホワイト&ネイビーのボーダー柄のセーターに、ダークインディゴの細身のデニム姿で玄関に現れた絢人さん。
とってもシンプルなコーデなのに、スタイルがいいからうっとりするほど格好いい。
わたしは彼に見とれていた。すると…
「君とはさっき会ったばかりなのに…、雰囲気が全然違うから困ってしまいます」
「え…」
「今の君も、綺麗です」
「……//」
髪をおろして、イヤリングまで付けて…
クルーネックのカーディガンに、普段は絶対にはかない白レースのタイトスカートのわたし。
そんな…あからさまに気合いを入れてるわたしに、誉め言葉をくれた。