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君をこんなに愛してる
第6章 温もりを重ねて
ドキ .....ドキ .....
先にあがったわたしはバスローブを着て、ベッドに腰かけて待っていた。
シャワールームから水音が聞こえる。
そしてそれが……
──キュッ
“ 止まった…… ”
この瞬間、わたしはあまりの緊張に息を呑んだ。
べつに初めてというわけじゃない。わたしたちは付き合っていたんだから、何度も絢人さんに抱かれてきた。
いつぶりかしら…。
そっか、彼が日本を発つ前夜、あの夜以来なのね。
ひとり残されてから、絢人さんの身体を…指を…そして、わたしの中に挿れられる其れを思い出して、感じてしまった日がないかと問われれば──
「……///」
…って!なに考えてるのわたし!