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2人だけ、ヒミツの残業
第4章 第4章 受付嬢・優花 【前編】
「あぁ、彼のはそんなに大きくないんだね」
俺はやや冷静な感じで言う。
「そうですねぇ。まぁ、そこまでは……」
俺は優花が作ったその大きさよりも、数センチ大きい間隔を指で作って、小声でささやくようにして「俺のはね、これくらいだよ」と言った。
すると、その指の大きさが見えているのか、それとも何かを妄想しているのか、オフィスの空間の何も無いところを見つめるようにして、優花は口元を緩ませるようにしてにやつく。