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2人だけ、ヒミツの残業
第2章 真面目な人妻・響子 【前編】
ホットドッグ、ペットボトルの紅茶、そしていちごのショートケーキ。

俺はデスクから離れた所にある休憩スペースのソファの前のテーブルに、買ってきた物を置いた。


「部長、コーヒーでも入れましょうか?」

「あぁ、僕は良いよ。それより、疲れただろう? こっちに座りなよ」

「あっ、はい。すみません」

そう言って、響子がソファに座った。

彼女のムチムチッとした肉体がゆっくりと黒い皮製のソファへと沈みこむ。

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