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2人だけ、ヒミツの残業
第2章 真面目な人妻・響子 【前編】
「ご褒美の続きで、このまま僕が食べさせてあげるよ」

「えぇー……? どうしようかなぁ……」

話をしながら、俺は響子の手のマッサージを続けていると、響子のほうも俺の手を握ったり摩ったりするようになっていた。

それでもまだ迷いがあるのか、俯きながらどうしようかという風に、何かを考えているようだったので俺はさらに迫った。

「ホットドッグ、食べたいって言ってごらん?」

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