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2人だけ、ヒミツの残業
第2章 真面目な人妻・響子 【前編】
「もう、そんなにずっとマッサージしてたらホットドッグが食べらないですよー?」

響子は少し抵抗するように両手をモジモジさせながら言った。

「ホットドッグが食べたいのか?」

俺は響子を見つめて言う。すると彼女はそこで何かを察知したのか、頬をますます赤らめて俯き、それまでより小さな声で呟いた。

「食べたいって言ったらどうするんですかぁ……?」

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